ヘッダーイメージ 本文へジャンプ




相場格言集


                                             荒巻昌宏  編集

外国為替・株式・債券・金利・デリバティブ商品・・・その他現物相場に限らず先物相場に携わって利益を上げることが当然とされる市場参加者にとって、相場に勝った時は良いとしても特に負けた時、如何に『平常心』を保つかはその人の死活問題となる。勝つか負けるかの二つに一つしかない世界で生き残るのは容易なことではない。相場は、人生そのものだという人もいる。さまざまな相場の歴史の中で語られてきたこの『相場格言集』をゆっくりと噛み締めながら相場に対峙したい。生き残るために!!

六然

                      安岡正篤

自処超然       自ら処するところ超然

    処人然     何人に対しても好意に富んで

有事斬然      事件があればきっぱりと

無事澄然      無事な時は澄みきって

得意澹然      得意の時は、あっさりと

失意泰然      失意の時は、ゆったりと


相場の三つの坂 鏑木繁

相場にも、人の運勢にも三つの坂があります。

上り坂。下り坂。そして魔坂です。

魔坂とは、『まさか』よもやということです。

相場や人生に失敗するのは、この魔坂によることが多いといいます。

(NHK大河ドラマ『毛利元就』のセリフにも・・)『相場奥のほそ道』他より



投資の世界に絶対はない。明日の相場は誰も分らない。

相場の世界に、絶対はない。あるとすれば後の反動がきついということ。

相場と喧嘩してはいけない。(相場に逆らうな)

神の怒りに触れる相場も、落ち着くところは需要と供給である。

相場は時々刻々変化していても、結局は自然の水準を求めて動いていく。

損しても関係のいない人の強弱の意見を聞くな。(特に素人の意見は、無責任な発言が多く、ただ心を惑わすだけだ)

天上した相場は底が入るまで安い。

相場はいつも信号を送っている。

相場は、雄弁である。相場は、相場に聞け。

誰もが弱気の相場は、隙を見て騰がろうとし、誰もが強気の相場は、どこで下げるかを相場はねらっている。

 

大衆は必ず間違っている。あなたも大衆の一人である。

投資家として成功するには、損失を負担する能力があるかだ。

先物相場の大衆は、いつも間違っている。仕掛けと離脱場を知らなすぎる。

投資家の中には貪欲、うぬぼれの強い人、資金が充分でない人、決断ができない人が多い。

そして、損すると「市場は不正だ」という。

利食いして破産した相場師は、古今東西いない。

相場はしても、しなくても良い人と、しなくてはならない人がいる。相場をするのは、何といっても金儲けである。

相場で成功するには、知性・勇気・知識・経験・慎重・機敏が必要である。これはビジネスのあらゆる分野における指導者の特徴である。

成功する投資家は忍耐強い。女神がまた微笑みかけてくれるのを知っている。

最後の勝者は、苦しいときを乗り越えてきた者で、あきらめた者は勝てない。

成功した投資家は、血みどろに傷ついたときのワッペンか、絶望状態にもかかわらず、あきらめずに戦った記念の記章を持っている。

 

下降トレンドに捕まってはいけない。

自信のない時は傍観せよ。

感情と勘定は別にせよ。損しても良いお金を使え。苦しいやりくりのために相場をすれば絶対に損をする。

ついた値が相場で、そのついた値には意味がある。

貴重の崩れた相場は地獄の底を見に行くまでとまらない。

投資資金が大きいことは、必ずしも有利とはいえない。資金が大きいために大きな損失を被ることがある。

投資家は、みずからのプライドと強情さでミスしている。

いかなる相場も支配することはできない。(人為の及ぶ者ではない)

市場における今日のリーダーは、決して明日のリーダーではない。

大きな声を出すだけでは勝てない。敏速な頭脳の回転と決断が決めてである。しまったと思った時には、すぐ始末せよ。(逃げるが勝ちか)

儲けた相場師の後ろには税務署がくっ付いている。損した彼の背中には悪魔がくっついている。

相場には明日もある。

 

<運用の時には>

強弱よりも運用を学べ

連合は無理の証拠

試し玉を活用せよ

待つは仁

決心したらためらうな

指し値は取り消すべからず

仕掛けはたやすく手仕舞いは難し

相場銅の極地は手仕舞いにあり

両建て両損

損を見限るは大商人

見切り千両

僥倖を夢見るな

奇跡に掛けるな

一挙挽回は考えるな

 

<精神的心得について>

相場に度胸はいらない

ほどを忘れるな

相場師の本当の敵は自分、相手ではない

順にいて逆を忘れず、逆にいて己を捨てず

相場は結果によって考えず、原因で考えよ

明日もまた此処に市場あるべし

目先に惚れるな

日ばかり商いやるべからず

遠慮は当たり、天狗は外れる

迷いは不覚の始まり

売る心もて買い、買う心もて売る

欲目を拭え

あがき貧乏

 

<経験則>

類なき方へ仕掛けよ

麦藁帽子は冬に買え

買いたい弱気、売りたい強気

値惚れ禁物

山高ければ谷深し

天井の翌日はそこではない

戻り待ちに戻りなし

初心者にとって一番悪い教師は少しばかりの相場を知っている人である

 

相場をする心構えについて


1) 自分自身で研究し、トレンドに関する自己のルールを確立せよ
2) 健康は財産である
3) 間違った期待を持つな
4) 勝って兜の緒を締めて
5) 相場から離れろ・・・休むも相場
6) 手仕舞いは速く、損失を限定しろ
7) ポジションがなければ損はしない
8) 真実は真実として認めよ・・・迷ったら手仕舞え
9) 情報過多になって過剰な売買を繰り返すな
10) 期待感も恐怖感も持つな・・・特に期待は破滅に導く地獄の近道
11) 両建ては損を膨らませる・・・先物の場合は特に

 





















国際金融ノート

フッターイメージ